同担拒否がない世界を知って、心が置いてけぼりになりかけたオタクの話
夢女の世界からこんにちは、ゆぱんだ(@upandalife)です。
ここ数年で定着してきた“同担拒否”という言葉。元々はジ〇ニ系から輸入した形?で使われ始めたみたいですが、果たしていつの時代から始まったんだろうとふと考えたりします。
“いつの時代”というのは、ツイッターが流行る前、ブログやmixi、あとは前略プロフィール…なんて言ったらざわざわしてしまう20代30代も多そうですが!
でもその頃は“同担拒否”なんて言葉はあまり聞かなかったし(mixiは多少あったかもしれない)、SNSとはいえリアルでの繋がりはあっても、そこから先の全く知らないネット上の人の繋がりは気軽にできるものではなかったなぁ、なんて思います。
同人サイトとかやっていたら、夏コミ冬コミ・BBSや拍手でやりとりをして今につながっている縁もあるかもしれませんが。
でも、同担拒否という言葉が定着する前でも、イベントやライブ会場に足を運んだら、なんとなくですがそういう雰囲気はあったような気もします。それが今はいろんな人と繋がれる社会になって、色んなグループが出来上がっていたりするんでしょう。
三次元の方でも、妹があゆが好きでライブに行ったりしたんですが、あちらもかなり独特の世界なので、結構ギラギラしている雰囲気でした。
なので、“現場”はこういう雰囲気が当たり前なのだとずっと思っていたんですが。
数年前に私はback numberにハマり、そしてライブのDVDを購入して見ていました。収録されていたライブはとても楽しかったし、その時はまだライブに足を運べていなかったので、一緒に収録されていたバックステージの映像を見ていたんです。
ほとんどが彼らの映像だったのですが、その途中にそのライブを見に来たファンの映像もかなり長く、濃い感じで映されていました。そしてみんなが仲良くカメラに向かって手を振っていたり、最高!なんて言葉を口にするわけですが、その映像を見ながら「こんなに純粋な笑顔でたくさんのファンが仲良く写っているのが信じられない…」と別の意味でびっくりしてしまったんです。
それまで私が行っていた会場が殺伐とした雰囲気だったわけでは………わけでは………ぃゃ……ちょっとあるな🤔(小声)
殺伐した雰囲気というか、人の顔面レベルを見定める女特有の雰囲気というか🤔
うん、そういうのは多少…いやわりとある気がする。最近はグッズ交換や痛バとかでまた違った雰囲気になってるけど。気のせいかもしれないけど。(自分が見られているとかじゃなくて全体的な雰囲気)まあそれはそれとして。
back number自体がギラギラしたバンドではないというのもあるけど、そのお陰で「みんな仲良しなんだぜー!」を映像で見せつけられた気がして、ずっとそういうところにいた私からすると、眩しくて直視できなかった。
ファンを。
私自身は同担拒否ではないんですが、そういう人が多いというのはこのオタク界隈にいたらわかるわけで、それを一切感じさせないroommate(ファンクラブがoneroomなので、ファンはルームメイトと呼ばれている)が本当に眩しかったです。
そして実際、ライブに足を運んでもあのギラギラした雰囲気はなくて、集まりましょうと呼びかけて集合写真を撮っていたり。そりゃあそこに入らず自分の世界に浸っている人もいるし、もしかしたら同担拒否みたいなファンもいるのかもしれないけど、なんというか雰囲気が全体的に優しい。
そう思ってから数年後(最近)、そのことがよくわかるツイートがされました。
当選したけど、ライブハウスは行った事がなくて1人では寂しい、不安という声を聞きましたがone room party vol.4は、お1人様1公演1枚のみの申し込みなのでみんな同じ境遇です。なにより、来られる方はback numberが好きという共通項を持った仲間です! 安心してお越しください!
— oneroomparty (@oneroomparty) 2017年11月10日
…………………?!?!?!
な、なんやて?!?!?!
私は思わず二度見しました。そこになんと書いてある。
「なにより、来られる方はback numberが好きという共通項を持った仲間です! 安心してお越しください!」
公式でそんなことが言えるのは同担拒否がない世界だけだバカ―――――――!!!!!!!!(褒めてる)
私の思っていたことが確信に変わった瞬間でした。と同時に、本当にそんな平和な世界があったんや…とあっけにとられてしまった。まじか。ほんまか。
ちなみにback numberにハマる人は、色んなバンドやアーティストの音楽を楽しみつつback numberも好き~というタイプと、他のアーティストやバンドにどっぷりつかることはなかったのに、なぜかback numberだけ沼っていくタイプがいると依与吏さん(Vocal & Guitar)が話していて、私が完全に後者すぎて笑ってしまいました。
前にback number好きで集まるオフ会に参加したことがあるんですけど、やはりその時も優しいな~と思いました。
いつ彼らと出会っても、いつから好きでもすぐ打ち解けられる的な。新規ファン拒否も普通にあるオタク界隈じゃ考えらんないな……。
そういえば「一般人って何の話するんだ???」という話をオタク同士の会話でたまにするし、そこは私も気になってた。が、その答えはこうだ。
オタクじゃない一般人も“好きなこと(今回ならバンドのことか他の音楽とか)”を話してるから、今後も安心してオタク楽しもうな!!!!!!!
と思います。以上です。
あ、最後にback numberでよく取り上げられる曲がいつものパターンになってきてるので、それ以外の曲もいいぞ♡ということでちょいちょい宣伝(ただPV貼ってくだけ)するのでよかったら聞いてください♡
back number – 「ARTIST」Music Video
一般的に知られている恋愛ソングとは雰囲気がガラッと変わる一曲でめっちゃノれるやつ
これが好きなら「ミラーボールとシンデレラ」「サイレン」もオススメです。
back number – わたがし (Short ver.)
この曲も結構有名かと思います。昭和っぽいレトロチックな曲で最後の最後で告白しない。めっちゃツボな人いると思う。
back number – はなびら (Short ver.)
言葉とメロディのリズムがよくここに入れ込んだな!と思いつつ聞いていてとても気持ちいし、サビに入る瞬間が好き。
back number – fish
「清水依与吏、本当に男なのか?」と疑いたくなるくらいに女目線の歌詞を描くのがうますぎる一曲。
もとは男視点の歌詞だったのを、女視点に書き直したそうです。
back number – 「ハッピーエンド」Music Video
やっぱりこれも。
ハッピーエンドの歌詞も女の弱い強さを描いていて「大丈夫」のところで思わず「大丈夫じゃねえ~~~~!!!!!!!!(泣きはらしながら)」ってなるんだけど、男目線のちょっとダメな男ソングも好きだ~~~~!!!!(おまえさんや浮ついた気持ちをどうぞ)
ハッピーエンドはこうです
いやもうほんとハッピーエンドは何もかもがずりぃよ……
「大丈夫」と自分に言い聞かせながら本心は別のところにある女がどんだけこの世に存在してると思ってんだ……もう好き
そして最後まで嘘を貫き通した上での「ハッピーエンド」なんだよ…backnumberはいいぞ………https://t.co/wQKp8Cje6t— ゆぱんだ (@upandalife) 2018年7月12日
熾月さんというか続編が交わらない世界を想いながらふいに感情移入してしまって号泣した夢女は私だよッッッッ!!!!!!!(痛い)
原作がぼく明日のやつなので!!!!新作発表で出会えたのにその後交わらなくなっていく世界線…………だいじょうヴァッ(想像力が豊かすぎる)
他にも「motto」や「003」も紹介したいんですが、公式が置いていないので購入おねがいします~~~~!!!
back numberはいいぞ!!!!
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