2024/01/10

「金がない。でもグッズは買いたいし課金もしたい」と貯金０なオタクがクレカを使っていった結果、どうなったのか

過去には借金が180万くらいありました、ゆぱんだ（@upandalife）です。

この記事では私が実際に背負っていた借金事情などを赤裸々に書いていこうと思います。ちなみに現在は借金も全て完済しているので、それまで自分がやってきたことについても書いていきます。似たような環境で生きている誰かの助けになればいいなぁ。（私は債務整理とかはせずに自力で返してます）

ちなみに私が抱えていた借金の内訳としては、60万くらいが奨学金、80万くらいが歯科系のローン、40万くらいが趣味や美容関係だったかと思います。（奨学金は返済が始まってから長年支払い続けての残高なので、実際の借入額はもう少しありました）

趣味はもう課金やらグッズの費用、その他、急にお金が必要になったので借り入れたり……ですね。美容関係は脱毛などの費用、歯科系は顎関節症の治療などです。（これに関してはやらなければよかったと後悔してる）

ちなみに私はクレカの分割払いをよく使っていました。というのもリボ払いはやべーと言われてたので、分割ならまあいいかなと。（今思えば何がいいのかわからんな）

クレカの分割払いって、結構罠

分割払いといえば、大きな買い物をする際に毎月の支払い額を抑えてくれるので、使っている方も多いと思います。かくいう私もバンバン使っていました。

はい、察しの良い方はこの時点で気づくかと思うのですが、当時の私はこの分割払いを使い続けることによって、未来の自分がめちゃめちゃに苦しむことになることに全く気づいていなかったんですね。毎月の支払額が少なくなるならええやん！と。

分割払いも、高額商品を１つ程度ならそこまで影響はないかと思います。ただし、未来でデカい買い物がこない限りは、という話です。

はい、来るわけですね。私の場合は課金だったんですけど。数十万単位の課金です。これも私、後で分割にすればなんとかなるやろ！と軽い気持ちでやっちゃうわけです。アホですね～。（他人事）

お陰で、来月にもなっていないのに数ヶ月先までの支払いが明細に出ているわけです。そしてオタク業界はそんな私の懐事情なんか待ってはくれません。翌月、さらに再来月、何かしらの出費を促していくわけです。

もうさ、ないんですよ。分割払いの分ですでに金がないんですよ。

これを私、家計簿もつけずにやってたのが今思い返しても本当に怖いなと思うし、お前本当によく生きてこられたなと思う。もちろん貯金なんかないです。（と書いてたけど、そう言えば貯めてたお年玉を返済に当てたことがありました…本当にアホだ）

これ、リボ払いなら支払いをまとめた上で返済額が一定なので、まだなんとかなるんです。いや、返済スケジュールをちゃんと立てないとだめなんですけど。積もりに積もった分割払いの数万とかを、リボ払いは数千円とかでまとめてくれるので、毎月の返済額も少し抑えられたりします。（カード会社によっては分割からリボに変更できるみたい）

これならまだ私生活にかかる食費とかもなんとか賄えるんですけれど。なぜか私は分割払いを使っていましたね……。まあこのリボ払いも、繰り上げ返済とかしていかないと負債が増えていく一方なので、いいか悪いかと言ったらよくはないですけど。

他にも同時期に顎関節症なども患っていて、さすがに骨が削れる音が聞こえたので治療にいかなきゃやばそうだなと通い始めたのですが、その治療の一環で歯を削ってセラミックを入れたんです。これがまた金がかかるのなんの。今は本当に言われるがままにやったことを後悔してるんですけど、多分過去に戻っても私は同じ選択をしていると思うので、今は同じ過ちを繰り返さないように色々下調べをしまくって気をつけて生きていきたいと思います。（急に何）

やがて首が回らなくなったので、おまとめローンで返済を一箇所にまとめた

その頃の私、カードは複数枚持っていて、脱毛系はAカード、趣味関係をBカード、歯科系の借り入れをCカードローンとかにしていたと思います。カードにも限度額があるので、ただでさえ趣味で浪費しているのに、脱毛にもお金が掛かるので即上限が来てしまい、別のカードで支払っていました。

でもそうすると毎月の支払額が結構エグいんですよね。それらの返済だけでも4,5万くらいは飛んでいたんじゃないかな……？ちょっと昔なので記憶が曖昧ですが。

流石に首が回らなくなってきたので、色々調べてみたんですが、こういう場合はカードローンで一旦まとめた方が余裕ができることがわかり、私の場合は歯科系で借り入れていたCカードローンでまとめました。（またこの頃から固定費などを書き出して、ちゃんと月の支出の把握もするようになりました）

ただし、奨学金はまとめずにそのままで（他に比べたら利息は断然低いので、まとめたらたぶん逆効果だと思う）、カードローンを含めても月3.5万円くらいの支払いに抑えられたのでだいぶ助かりました。まあ借金は全然減ってないんですけど。

そんな感じで、少し余裕ができたので貯金はしつつ、繰り上げ返済を目指しました。ちなみに貯金は繰り上げ返済をするための一時的な貯金だったりします。

繰り上げ返済に関しては、これまでの私は、奨学金などでも繰り上げ返済をすることすら考えたこともなかったんですけど、試しにスケジュールを立ててみたら、◯年後に完済できるの！？と思いの外早く返せることに気づけたので結構モチベに繋がったと思います。

当初はローン会社が出す数十年単位の返済スケジュールを見て途方にくれてたんですが、それは今の返済額なら数十年はかかりますよーってことなので、自主的に繰り上げ返済をすることで結構早く完済できるので、自分で計画は立ててみたほうがいいと思います。

月5000円プラスでも2ヶ月で1万、1年で6万は減らせます。そこに貯金分もいくらか返済に回せれば、もう少し減らすことができます。これ、結構デカイなと思いました。（ボーナスがあるならこれも追加でいくらか返済していったほうが絶対にいいですよ）

ちなみにその間のオタク趣味はだいぶ控えていました。ガチャの石は貯める（排出率２倍！とかになっても推しガチャでなければ使わない）、オタク費は月にいくらまでならOK、己の財力は見誤らないと心に強く決めて……。（個人的にクレカ沼で痛い目をみたのと、課金してキャラは手に入ったけど、なんだか精神的に消耗してしまったのがデカかったからだと思います。ギャンブルに向いていない人間でよかったと言うべきか）

借金に関しては、まずはカードローンの完済、そして奨学金と一つずつ片付けていきました。

ちなみに私、並行してつみたてNISAをやっていたのですが、つみたてNISAに入れてる分と奨学金の残りの返済額がだいたい同じくらいになっていたので、さっさと完済しちゃおう！と思って、思い切って売却しました。本来の使い方ではないけれど。でもその当時で数万はプラスになって返済できたのでよしとします。借金はない方がいいですからね。

借金と貯金って本当に真反対の存在だと思います。借金や貯金のために毎月数万円が自由に使えないとしても、借金の場合は消えていくだけだし、努力して節約しても手元には何にも残らないのですから。と、借金を完済した後に真面目に貯金するようになって、余計そう感じました。いや当たり前やろって突っ込まれそうですが、当時の私は毎月いくら支払えばいいだけだから別に借りてもいっか〜とか軽く考えていたアホなので。何がええんや。（もし家や車を買う予定がある人は、借金の金額によっても借り入れができなくなったりするので本当に注意が必要ですよ！）

個人的にはこの頃に毎月数万円が返済で消えていくのを見て、このお金を貯金できていたら……！という気持ちが強かったので、今現在きちんと貯金ができているような気がします。高い勉強代ですね……。

とはいえ別に節約が好きというわけではないので（あ）、これからも使い所は考えながら好きなものに使っていこうと思います＼(^o^)／でないとなんのために働いているのかわからないので＼(^o^)／（オタクの性）

ちなみに奨学金は繰り上げ返済をした結果、千円ほど戻ってきました～～～～！！！！！！爆