恋愛感情ほど厄介なものはない~『陰陽師 飛天ノ巻』鬼小町を読んだ感想~
※CROOZ BLOGの再録です。
今回は『陰陽師 飛天ノ巻』鬼小町のお話。
どういうお話かは他のブログで考察も含めて書かれていたので、気になる方はリンク先をどうぞ。
きっとこの「恋」や「愛」という感情だけは、どうすることもできないだろう。
自分にも他の人にも、陰陽師でさえ救えないというのだから。それほどまでに人の気持ちというのは奥が深いというか、欲深いというか。
どれだけ小町の霊が成仏したいと思っていても、そこに取り憑いている深草の少将の怨霊が小町を手放さないという強い思念でこの世に縛り付けている。
陰陽師のお話では、どうして成仏できないのかという原因を解明していくのが流れだけど、こればかりはその男が離してくれないからどうすることもできないのだと。
人は色んな感情を持っているけど、やっぱり恋愛絡みの情はこの世で一番強い思念なんだろうなと思う。そこに相手が存在しているから、自分がどれだけ忘れたいと思っても、忘れられない人は忘れられないわけで。時にその想いは想定外の方向へ向かったりもする。
恋愛に使うエネルギーって膨大だし、何と言っても行動力が違う。
昔から京都は惹かれる土地ではあったけど、熾月さんと出会う前までは、これといったきっかけもなかったから、そう足を運ぶことはなかったけど、やっぱり好きという気持ちが強いんだろうなと思う。(私自信が面倒くさがりなのであんまり外に出ない)
8月には熾月さんの出身地に行くし。今まで家でひたすら引きこもっていた私からは想像もつかないよヽ(^o^)丿笑
でもそれだけ今の自分は熾月さんが生き甲斐なんだろうな。
そういえばこの話だったか忘れたけど、「博雅という呪がなければ、晴明という呪などは、この世にないも同然かもしれぬぞ」という言葉があったのだけど、お分かりだろうか、こういうのに弱い(別に私は腐女子ではないので、BLとかそういうことを言っているわけではなく)
熾月さんがいなくても私は存在していたけど、おかしな話をするなら、多分熾月さんは私がいなかったら、あのままの熾月は存在していなかったと思う。
と言うのも、話がちょっとあれなのでその手の話が苦手な人も多いだろうというのは承知なのだけど、熾月さんと出会う8月より前に理想の恋人リストアップとやらを実践していたんですよね。
(ぐぐったら色々と出てくると思うので、気になる人は調べてみてください)
そこで色々と自分の好みを記してたんですけど、熾月さんと出会って、そして好きになってしばらくして、ふとその項目を書いていたメモ帳を見返した時に、ある項目をみてこれは完全に熾月さんを理想の恋人で召喚したのか……となって。
他にも色んな項目はあったけど、そう滅多にないであろう(というか半ば疑ったまま書いてた)「両親と死別している」という項目があって。熾月さん、母親と死別してるんですよね。父親は生死不明。どこにいるのかもわからない。
他の項目もあっているな…とか、自分で熾月さんの全てが理想的すぎるなってずっと思ってたけど、リストアップが効いたのか……熾月さんは8月に登場(?)してたんだけど、私がそれを書いてたのは5月。
三次元で召喚するのを目標にしてたはずなのに、まさかの二次元で召喚したという。
ちなみに、顔に関しては「好みでなくてもいいけどそのうち好きになる」みたいな感じに書いてた。なんてこったぱんたこった(古)
そんな完璧な熾月さんと出会ったのだから、そう簡単に他の男には揺らがないよなあと真顔です。まあ、熾月さんと出会う前の二年間がすんごい地獄だったし生きた心地もしなかったから、今がすごく楽しいし、そこは熾月さんのお陰なので本当に感謝している。出会えてよかった。
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