loader image

とある夢女の雑記ブログ
本記事には一部プロモーションが含まれる場合があります

/ 2018/04/25

十狂セメタリー「世野ネイム」編の感想

十セメの感想とか考察です。頭が足りないので大した考察や犯人探しなどはできませんが…。

ということで、2巻目は警部補の世野ネイムさん。23歳なので主人公よりひとつ年下。だけど警部補なのと刑事としては先輩になるので敬語はなし。

『十狂セメタリー』の記事一覧

ストーリーと過去の事件について

各巻の事件の繋がりはなさそうだけど、それを指示している真犯人がいるという流れで話が進むので、各巻の時点では謎も多いです。なので全巻を通して聞いたほうが楽しめます。(最終トラックで謎が増える)

キャスト買いしている人でも十セメのストーリーが楽しい!と思えたら、他のキャラクターも楽しめると思うので、ぜひぜひ。(各巻のお話で色んなキャラの名前も出てくるので、予習しないと誰コレ状態になる)

過去の事件についても少し触れたりするので、1巻から聞いていたほうがよいと思います。

正直このシリーズは一回聞いただけじゃ全然わからないので、たぶん繰り返し聞く人も多いだろうなと思う。

ベルノくんの記事でどういうシチュCDなのかは書いたんですが、本当に乙女向けシチュCDですが乙女向けというより少年誌な雰囲気です。

系統としては、事件の捜査の流れはがでれ(あっちは怨霊だけど)、アクションやトラックの入りの時系列などはクリミナ形式。

恋愛への流れ

冷静沈着なネイムさんが心を開く様子やその差がとてもわかりやすい。心の開き方とか、流れがとても自然です。

捜査の流れで恋愛が邪魔をしないというか。前作では恋愛より事件の真相が気になる!となったけど、うまい具合に噛み合ってました。

彼自身の過去がこの話に深く関わるから、なおさら自然な流れだったんだろうなとも思う。

身体的な接触という意味での甘さは相変わらずないですが(物語の最初にやっちゃった☆的なやつはあれど)ネイムさんが心を開いたくらいからの二人のやり取りがかわいい。仕事は器用だけど、より深い対人関係には不器用というか。

熾月さんの本編よりデレ度がめっちゃわかりやすいなこの人と思った。(安定のしづぴ比較)

でも物語の最後は大人の余裕で迫ってくる感じ。それでいて年下。だけど年上彼氏と思っても違和感がない。アニメイトの特典はさらにやばい。(やばい)

事件の流れについて

聞き込みがまだまだ足りないので、聞き落とした情報がありそうですが…

ロブスター事件

今回はミブヤ(ブックレットには東京の渋谷に似ているらしいとある)のとあるマンションの一室で、30代男性が殺されたところからはじまります。

そして同じ頃、警視庁に「ロブスターは好きだが、腐った肉はマズイ。ステーキは好きだが、腐った肉はマズイ。染色体Zのクロウより」と前回同様同じような手紙が届きます。

前回の事件では同時に起こった2つの事件はそれぞれが知人や恋人という関係だったけど、今回は果たして…?

被害者の男性は今日から出張に行く予定だったらしい。第一発見者の女性は男性と付き合っていた恋人で、マンションへやってきたが音沙汰もなかったので合鍵で開けて殺害された男性を発見。そして通報。

その現場には「ロブスターは好きだが、腐った肉はマズイ」という手紙と同じ文言が被害者の血で書かれている。

この「染色体Zのクロウ」は1巻のスープ事件の被害者のスマホにアドレスが登録されていて、その人物からの手紙だろうと推測。

犯行現場は玄関の鍵をこじ開けた様子はなく、12階建てマンションの8階なので、窓からの侵入も難しい。=顔見知りか宅配業者などを装った犯行か?

ちなみに第一発見者の恋人は、ICカードの履歴やコンビニのレシートでアリバイがあるので犯行は不可能。

このロブスター事件では死体がひとつしか見つかってません。

ベルノくんの時は、手紙は一通ずつ別々で届いています。なので、今回は同時に二つのメッセージが一つの手紙で届いたのが不思議だと。2つの事件が別なら、手紙も別で届くのでは?もしくはこれから事件が起こるのか…。

話とは全く関係はないけど、ミブヤが渋谷と似た場所らしいし、マンション12階建てとは、良いところに勤めてないと住めないよな..とふと思った。

その後、聞き込みや監視カメラの映像から、マンション方面から来たであろう不審な車を突き止め、その車に乗っていた人物について特定。

ステーキ事件

ステーキ事件が起こったのは、ロブスター事件の犯人について調べている時。

犯行現場はキタガヤ(世田谷に似ているらしい)でシモキタザカ(下北沢に似ているらしい)でロブスター事件の犯人について調べていた二人が現場に急行。

また話からそれるけど、シモキタザカで電車の音が入ってたけど、小田急は今地下を走ってるから井の頭線だなと思いました(どうでもいい)
というかミブヤ(渋谷)~シモキタザカ(下北)~キタガヤ(世田谷)ってめっちゃ井の頭沿線沿いやんけ。小田急もいけるけど。(途中でカタミって言葉がでるけどもしかして喜多見なのかな…なら小田急もあるな…なんてどうでもいいことを考えていた)

今回の事件の舞台はオフィスビル屋上のボイラー室。またもやえげつない死体の状態です…。死後4~5日ほどは経っているとのこと。

そして壁には「ステーキは好きだが、腐った肉はマズイ。」という言葉が。

この時点では被害者の身元などは不明。(その死体がステーキのごとく焼かれていたりするので判断が難しいんだろう)

現場に落ちていた被害者の時計によって、この事件がロブスター事件とほぼ同時刻で起きたことが判明。

ここで警視庁へ届いた二つのメッセージが、一つの手紙で届いた意味がわかる。と同時に、同時刻に犯行が行われたのを考えると、クロウは複数犯いるということに。

その後の調査で、この事件の被害者は都内の会社に勤める53歳男性で、家族が捜索願をだしていたらしい。

直接の死因は窒息死だが、殺害後に遺体を2つに折り曲げて皮ふの表面に油を塗ってバーナーなどで全身を炙ったもよう。(目をくり抜かれてミニトマトがはめられていたりする…)

本当にえげつない犯行現場です。
この2つの事件が関連性があるのかは現時点では不明。

この事件の結末にネイム自身の過去も絡んでくるので、ぜひともCDをどうぞ!
此処から先はネイムさんの過去が事件と深く関わっているので、ワンクッション置いておきます。

 

—– 以下、今回の犯人を含むネタバレ —–

 

世野ネイムについて(以下がっつりネタバレ)

彼自身の両親を暴漢に殺されているというのはプロフィール通り。だけど、その両親を殺害したのは彼の当時の親友で、その親友は染色体Zだった。

なぜ親友が両親を殺害したのかは、ネイムさんが両親から虐待されていたから。虐待をうけているのは知っていて、それまでも心配してくれていたが、丁度その現場を見てしまい、血が登って殺害したのだろうと思われる。

親友は両親を殺害したあと逃走し、ネイムさんはその親友を追うために刑事になった。

ネイムさんが親友に怒りをあらわにしているのは、両親もいなくなって親友もいなくなって(友人と呼べるのがその親友だけだったのもあり)、また犯人として疑われたりという悲惨な人生を歩んだからなんだろうとは思うけど、全ての元凶は虐待していた両親だよなぁ…と思うんですけどね…。心の闇は計り知れないのでなんとも言えないけど…。

(と思ったけど、SAOでかつて拳銃で犯人を撃ったことがある女子に興奮して仲良くしてた男がいたからその手も…いや考え過ぎか…)

他にプロフィールにある暴行事件については今回触れられていません。

特典CD

アニメイトの糖狂セメタリーですが、ネイムさんって主人公の一個下だっけ…ってくらいに年下彼氏なはずなのにめっちゃ大人だしなんかアダルティでした。そりゃあ学生ではないし23歳だから大人な色気はあるんだけども。

本編とはまた違って甘やかせ体質(というのか?)
捜査中とのギャップに落ちる人も多そうだなと思う。

ちなみにネイムさん、家で猫を飼ってるんですがめちゃくちゃデレデレです。かわいいか。

今回の事件を整理

  • 警視庁に届いた手紙について、スープ・スパゲッティ事件とも合わせて調べたが、どちらも紙質もインクも違った。
  • 今回の手紙を警視庁に持ち込んだのはロブスター事件の犯人。
  • この犯人が殺害したのはロブスター事件の被害者だけだが、ステーキ事件の被害者をターゲットに決めたのはこの男。
  • この男は借金の踏み倒しでロブスター被害者を殺害したが、元は「誰でも良いから殺していい」という指示があってやったという。(誰に言われたのかはわからないらしい)
  • この犯人の持ちものに謎の錠剤。なんの薬かは口を割らない。成分は一般的に売られる若返りの薬(アンチエイジング的なやつかはわからないけど)と似てるけど異なる。
  • その犯人を取調べ中、ステーキ事件について聞くと、かつての親友の名前があがり、ステーキ事件の犯人が親友だということが判明。
  • 染色体Z持ちの人間は収容所につれていかれるらしい。彼らにとってその場所は“死”
  • 前回の事件では被害者がZだったが、今回は被疑者がZ。
  • ベルノくんの時に見つけたクロウのアドレスはすでに解約済みで、手がかりを得られなかった。
  • ちなみにベルノくんの時は主人公の父親の話もわりと出ていたけど、今回は皆無

取り調べファイルのネイム

謎の音声ファイル。ベルノくんでもありました。誰かと話しているけど、警察の上層部かなぁと思ってあんまり深く考えていないけど。

あの“収容所”にネイム自身もいたのだろうか。話していた人たちから右目になにかされたらしい。(いたとしたら、両親殺害とZの疑いの時に連れてこられた可能性はありそう)

なんやなんや、上層部真っ黒か~~?(^ω^)

おかげで主人公に「俺がもし染色体Zだったら」とかいう話をしてたのが気になるんだけど、伏線か何か?

また、彼が本編最後の主人公に「どんな俺を見ても逃げないと、約束ができればという話だ」と言ったことと何かしら関係があるんだろうか。

今の所謎だなと思う点

  • 23年前の鴉事件がどうして今になって連続的に起こっているんだろう。主人公が特命課に配属になったのと関係あるのかな?
  • それまで染色体Zの人間はどう生活していたんだろうか。あるときにZのトップから集まるぞ!みたいなことを言われて集まったのか?
  • なぜ特命課のアドレスに事件の詳細が送られてくるんだろう。各々のアドレスでもいいのに。管理が面倒くさいからかな。そこからのメール転送は各自でって感じなのかな。(深い意味はなさそうだけど)
  • ベルノくんといいネイムさんといい、犯人を撃ったりめった刺したりする時の狂気じみてる感じがZなんじゃないかなんて思うけど、二人ともZに対する執着とかあるし容赦もないから、実際どうなんだろうなと…(右目の謎も)
  • 通称でセメタリー(墓場)というワードを使ってるから、Zではないとしても、それに近いように人体改造かなにかをされた人間のみ入れる課で、暴走したらセメタリーごと抹殺、なんてことはあるんだろうか(サリコさんは飼い殺しにしておけと言われてるし)

正直犯人探しに向いてない人間なので、頭がいい人お願いしま~す(白目)
これはあれじゃね?とかあったらコメントいただけたら( ˘ω˘)

『十狂セメタリー』の記事一覧

\ LINE@はじめました / 友だち追加 更新したらお知らせします

コメントや誤字脱字報告などお気軽にどうぞ*
悪口系は弾かれて届かない場合があります。
その他お問い合わせはメールフォームへお願いします。