初心者でも楽しめた、映画「刀剣乱舞」の感想
※photoACより『安土城大手道石段』
私が感想を書いてもいいんだろうかとも思ったけど、こっそりと書いて置いてゆきます。
主にとうらぶヘビーユーザーというよりは、「ちょっと気になるな~でもあんまりわからないんだよな…」というはじめての方向けの感想です。私がはじめてですから!お手柔らかにお願いします(がたぶる)
ちなみに私のとうらぶの知識ですが、元のゲームがポチポチゲー、フォロワーさんに好きな方が多くて、その方の好きな刀剣男士の知識(といっても顔や名前…はちょっと怪しいけど(下の名前が同じだったりとかで)なんとなくの性格とか)はぼんやり頭にある程度です。
RTで回ってくる二次創作でのイメージが頭に残っているという感じでしょうか。
とうらぶ自体、自由度が高いので(大まかな設定などはあるけど、あとはお好きにどうぞ的な)創作活動が活発ですね。そこが人気の一つでしょう。
ちなみにうちの本丸の審神者は熾月ですということです。ハイ。(ぶれない)
そして2.5次元界隈ではテニミュで7代目青学・菊丸英二を演じていた黒羽麻璃央くんが、ミュージカルの方の三日月さんを演じているという情報くらいでしょうか。
(最近めちゃくちゃメディアに出ていて嬉しい限りだし、たまにインタビューとかで英二さんの話も出してくれるのありがたすぎて泣いた)
ただ、舞台・映画の方の三日月宗近役は鈴木拡樹さんなので異なるというのはちゃんと知ってますよ!(ここかなり大事ですし)
アニメ・ミュージカル・舞台・映画とそれぞれありますが、それぞれがまた別の“とある本丸”としてストーリーが展開しているのも特徴のひとつですね。(下のCDはミュージカル)
タイトルにも書いたのですが、私がとうらぶが本命ジャンルでがっつりの人!というわけではないので、そういった知識の中で映画を観てきたのですが、初心者やはじめての人はもちろん、老若男女問わず楽しめるなぁと思いました。
考察とかはどっぷり浸かっている方が書かれていると思うので、どうぞ他の感想を読まれてください…!
スポンサーリンク作品の見どころ①ストーリー:時代劇や歴史が好きな人は好きなのではないか
刀剣乱舞自体が歴史を絡めた作品ではありますが、この映画を観てふと思ったのは「うちのお父さん世代とかも好きそうだなぁ」と思いました。
刀剣乱舞から刀剣女子という言葉も広まりましたが、そういったメディアの扱い方だと、「ああ、またオタクのあれか」なんて思う一般人もいるのかもしれない。
でも今回の映画を観て、オタクに媚びてる映画ではないよね、と思いました。
(所謂、腐女子ウケを狙ったり夢女子キラーだったりとかが濃いお話ではないということ)
聞いたところ、脚本家の方が特撮作品やアニメだと進撃の巨人やジョジョなどを手がけているということもあり、脚本家の方への信頼などもあり、2.5次元はあまり興味がなかったけど映画を観てみたら楽しかった!という人はいるかもしれません。
スポンサーリンク作品の見どころ②殺陣
殺陣(タテ)ってカッコイイですよね。
授業でみたことがあるんですが、あれ、どちらか一人でも気を抜いたりすると逆に怪我するんですよね。
ハナちゃんに「特撮好きなら楽しめる!」と言われたんですが、そうだなと思いました。
特撮というか、アクション映画とか好きな人も楽しめると思います。
アクション映画っていうと、カンフーとかスパイとかそのイメージも強いですが、日本ならではの和のパンチが効きまくったアクション映画となるでしょうか。(時代劇もアクションだし)
映画の途中で刀剣男士たちの麗しい戦闘シーンがすごい。
あのびらびらした着物とかで戦うんだからほんとすごい……山姥切くんその布大丈夫?(アイデンティティらしい)とか薬研くんはそんな生足で大丈夫か?(生足)というのもあるんですけども、三日月役の鈴木拡樹さんのあのフォームとか流し目が綺麗すぎて美しかった。
舞台の演技と映像の演技ってやっぱり異なる部分はあるよなと思うんですけど魅せるところ!!!わかってますね!!!!と思いました。さすがです。
スポンサーリンク物語のネタバレを含む感想
さて、ここから映画自体の軽いネタバレも含むので、読みたくない方はここまでです。
!!ワンクッション!!
信長暗殺ということで、ストーリーは歴史オタクにはちょっときついのかもしれない
歴史の改変を目論む歴史修正主義者が、過去に攻撃(今回の映画だと、本能寺の変で明智光秀から織田信長を救うのが目的)をしかけるわけですが、
そんなことをしたら歴史がひっくり返ってしまう!今の世もどうなることか!ということで、時の政府が歴史の守護役として審神者という力をもつ人によって、刀剣を目覚めさせ、人の形となった刀剣男士たちを過去に送り込み、歴史の改変を食い止めます。(ざっくり説明なので許して)
そういえば、とうらぶの世界って西暦二二○五年でかなり未来のお話なんですね。
ということで、映画のお話は本能寺の変で信長を逃そうとする時間遡行軍(じかんそこうぐん・敵)との戦いです。
やっぱり時代劇を楽しめる人は楽しいと思う。多少のフィクションが混じってしまうのでそれが絶許!な方には無理して観てとは言えないけれど。
時間遡行軍を全員倒して、本能寺の変での信長自害までの流れがそのまま行われたかと思っていたら、どうやら一人だけ逃してしまい、その人物が信長を本能寺から逃したようで、歴史が変わってしまった。
そしてこれ以上歴史が変わってしまわないように、彼らに告げられた命が「信長の暗殺」となるわけですね。
三日月と主の主従関係がかなり濃い
表向きは「信長の暗殺」というストーリーなのですが、審神者としての力や、人としての寿命も近い(ということであってるのかな)主のことが歴史修正主義者側に漏れてしまってはいけないということで、2人だけの秘密にしていたようです。
でもやはり、気づかれてしまった。
だから何度も歴史の改変にきて本丸の方を手薄にして(他の刀剣男士たちも他の時代で戦っている)、審神者が次の代に受け継がれる前に、ここで途絶えさせてやろうと時間遡行軍がやってきます。
他の隊と同じように、信長の時代で戦う刀剣男士たちですが、さすがに敵が多すぎてみんなボロボロです。
そこに三日月がやってきて、あとのことは任せろと他の男士たちを本丸へ戻し、自分一人で戦うんですけど…しんどいー!!
本丸の方も時間遡行軍からの襲撃で同じようにピンチなので、継承を阻止しようとする敵から守ってくれとその時代に一人残るんですよ…
ほんと、映画の終盤は一人戦う三日月の姿がしんどかったけど、私は逆にあのままバッドエンド(というよりは三日月からしたらメリバなのかな)でもよかったけどしんどいーーーー!!となった。(メリバは好き)
映画を観終わって、ハナちゃんが「あの三日月は主と共に逝きたかったんじゃないかな」と言ってたけど、ほんとそうなんだろうなと思いました。
守るべきものがまた増えましたが。
その後、継承した審神者で小さい女の子が出てくるんですけども…幼女とはいえ、まさか女の子の審神者だとは思わなんだ。
でもあの子、あの年でこれから色んな経験(それもいいことばかりではない)をしていくのか…背負っていくのか…と思うと、ちょっとつらい運命かなとも…!
そんな感じの私の感想です。
多少の知識があれば十分楽しめる映画だと思います。どうやら早いところだともう公開終了になっているとか…?(審神者の方たちが頑張ってらっしゃる)
ぜひ、気になっている方がいたら観に行ってみてください。
舞台版の三日月さんは映画とは違ってフォロワーさんいわく“怖い”と感じるそうなので、もし見る場合は感想などを読んだほうがいいのかもしれません。(逆に同じ人物ではあるけどここまで演じ分けができる鈴木さんがすごいとも言える)
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