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とある夢女の雑記ブログ
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『この愛は、異端。』1巻~3巻の感想

この漫画の広告を見たときは、「なんやまた新手のTLコミックか」と思ったんですが、試し読みの時点で面白かったので、今現在まで発売されている1巻・2巻・3巻まで購入して一気読みしました。

そしたら内容がめちゃくちゃ濃い。

ちなみに連載されている雑誌がヤングアニマルなのでTLというより青年漫画ですね。

なのでTL的なキラキラ(?)しているわけではないんですけど、なんか……まあ、普通にえろいんだけどすんごい話が深くて濃い…といい意味で色々と考えさせられてしまった。笑

ジャンルとしては雑誌が青年向けなので青年漫画になるんだろうと思うんですが、多分TLとか読んでる人にもハマるのではないかなと思う。(TL系より話の内容は濃いので、好きな方は多いんじゃないだろうか)

確か作者の方が、少女と人外の恋愛を描きたいということを話してたのもあるけど、人ならざるもの(ベリアルという堕天使)の前では、人間の少年少女の運命の恋とやらも完膚なきまでに打ち砕かれてしまうのだな…となんかしみじみ思ったり。

多分、ベリアルがいなければその二人の恋は運命的に結びついていたのかもしれないけど、でもベリアルがいなかったらこの二人が出会うこと自体、かなり確率が低いんだろうなと。

(主人公である淑乃(よしの)は、5000年に1人と称される美しい魂を持っているため、母親の胎内に宿った頃から色んな悪魔から狙われている)

すごい……運命とは…よくできている…………

淑乃はベリアルに対して、一人の男としての愛情は持っているけど、ベリアルはその当時まだその感情に対しての理解ができていないとか。(自覚できていないだけだけど)

生まれる前から今日まで、幸運で生き延びてきた淑乃が、実はベリアルに守られていたからっていうのがわかった時の興奮が半端ない。私!こういうの!弱い!

1巻から3巻は主人公・淑乃とベリアルが契約から二人が結びつくまでの内容で、それでもかなり内容が濃かったけど、ここからが書きたいそうなのでこれもまた楽しみ。

3巻あたりで自分の気持ちに向き合うベリアルが、人間を妻にした他の悪魔・堕天使のもとにいってあれこれ聞いていく話もよかったし、

自分の気持ちに気づいている淑乃と、この気持ちをまだ自覚していないベリアルとのすれ違い(勘違いなのだが)とかもハラハラさせられて、あ、これはいいすれ違いだなと思った。

よくある他の男(女)と歩いてた!的なすれ違いや勘違いじゃないんですよね。

ベリアルの心が歪みまくってる(褒めてる)ので、そこから生じる淑乃に対する独占欲とかがとてもツボをついてきた。

いやぁ…なんや……よく出来てるな……

第二章がこれからみたいなので、また楽しみである。

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