安倍晴明の縁の地でもある「京都ブライトンホテル」に泊まってきた


私が小学生の頃にやっていた映画「陰陽師」での陰陽師ブームで、晴明の屋敷跡に建つと紹介されていたホテルがあったのですが、今回、20年越しレベルでそのホテルに宿泊してきました…!
これまでも京都には度々訪れているのですが、基本観光がメインというのもあってホテルにはあんまり滞在しないスケジュールだったので、今回は朝・夕付きの宿泊プランでまったり宿泊を楽しませていただきました。(ちなみに翌日のお昼はホテルのラウンジ・バーでいただけるアフタヌーンティを別途予約していたので、そちらも合わせてご紹介)
スポンサーリンク晴明の屋敷跡に建つと言われている「京都ブライトンホテル」
小学生の頃に見ていた安倍晴明特集で、こちらの京都ブライトンホテルが屋敷跡に建つと紹介されていたのを今でもよく覚えています。
その時もホテルのバーでは安倍晴明縁の地ということで、晴明や博雅をイメージしたカクテルがいただけると言っていました。ちなみに博雅の方は夢枕獏先生の「陰陽師」で晴明の友人として出てくる登場人物から来ているようです。
夜の雰囲気はこんな感じ。周りは閑静な住宅街だからか少し控えめな感じなのですが、上品さがあっていいなと思いました。
ちなみにホテルの場所は京都御所の近くなのですが、大通りと大通りを挟んだど真ん中に位置するので、バスで最寄りまで行くにしても、そこからホテルまでは徒歩6分くらいは掛かります。(元々はホテルじゃなくてマンションを建てる予定だったらしい)
タクシーを利用しない場合、京都駅から直接来られる場合は地下鉄烏丸線で京都駅から烏丸御池に降りて、そこからホテル直通のシャトルバスに乗るのがオススメです。
ちなみに私もシャトルバスに乗ってホテルまで向かったのですが、規制があるため乗る際は特に目印のようなものはありませんでした。近くには自転車置き場があるのですが、その辺にちょっとしたスペースがあるので、そのあたりで待っていると来てくれます。(私も本当にここにくるのか…!?と半信半疑だった。笑)
セブンの前あたりのスペースがわかりやすいかな?
館内の様子
ロビーは四季によってかわる装飾がお出迎え。(こちらは再訪したときの写真なので桜になってます)
こちらはテラスレストラン「フェリエ」からの眺め。
ホテル全体は吹き抜けになっていて、客室の廊下からはロビーラウンジが見渡せる構図になっています。
そういえば専門学校の海外研修で泊まったアメリカのホテルがこんな感じだったな~と懐かしくなりました。
ちなみにレストランなどは宿泊者以外の方でもご飯やデザートを楽しめるようです。
スポンサーリンクお部屋の様子
今回泊ったお部屋は一番スタンダードなお部屋ですが、それでも普段ビジネスホテルだったりカプセルホテルに泊まる貧乏人のわたくしめには十分すぎる広さです。
部屋に入った瞬間「広い!!綺麗!!」と興奮しておりました。
ホテル自体は結構歴史あるところなんですが、お部屋もお風呂も綺麗で快適すぎてずっと気持ちいいって言ってました。(?)
ちなみにベッドはフランスベッドと共同開発したものだということでHPでも大プッシュされてますね。
そんなベッドの寝心地…………、最高でした!!
というのも、私はふわふわ柔らかいタイプのベッドだと浮いた感じがして落ち着いて眠れないのですが、いい感じの硬さがあって身体を包み込んでくれたので、本当に気持ちよかったです。2時間睡眠が6時間分くらいいけました(?)
ベッドやソファーの他にもちょうどいい大きさのテーブルが。
許されるならずっとここで在宅ワークがしてたい。(破産)
パノラマで撮った全体的な雰囲気はこんな感じです。
いやあ、一人でこの部屋を独占するのは贅沢すぎる。いや一人じゃないけど…(心の中では)
防音に関しては、ホテル内部からの音がちょっと響いてくるかなという感じはあったのですが(撮影してたのか、廊下からiPhoneのピロリンって音が聞こえてきたw)、外からの音は全く聞こえませんでした。
泊まった日、急に雷が鳴ったのでカーテンを開けたんですが、雨音とかは完全にシャットダウンされていました。雷が鳴らなかったら雨が降ったことにすら気づかなかったと思います。
ちなみに泊まったお部屋からの眺めはこんな感じです。
「え?駐車場?」って感じですが、正確にはこの駐車場あたりに晴明の屋敷が建っていたようなので、個人的にはこのお部屋からの眺めは完全優勝です。
いいお部屋を引き当てました。
備品やミニバーなど
このお抹茶セットが嬉しいよね。
キャビネットの上に置いてある抹茶やミネラルウォーターは無料ですが、引き出しの中のアルコールや赤い箱(あられ)、冷蔵庫の中の飲み物は有料。(冷蔵庫の中にあるミネラルウォーターは有料なので注意)
無料以外の物は用紙にチェックを入れてフロントで精算です。
お抹茶以外にも、普通のお茶(玄米や緑茶など)も用意されてました。
お抹茶だけというのもあれなので、今回は事前に笹屋昌園で予約しておいた本蕨餅「至高」と一緒にいただきました。
「至高」は事前予約でしか購入できないのですが、通常タイプの「極み」はいつでも購入できます。このホテルからだとお店まではちょっと距離があるので、龍安寺周辺の観光のついでに寄るのがオススメです。
甘めの蕨餅が好きな人にはぜひ食べてもらいたい…!私はここの蕨餅が一番好きです。いつも何も掛けずにそのまま食べてます。笑
バスルーム
バス・トイレはセパレートタイプ。お風呂に入りながらでっかい鏡を見るという羞恥プレイですた……\(^o^)/
しかしこの洗面台に時計があるのがめちゃくちゃありがたかった。支度とかしてると時間気になりますし。本当に痒いところに手が届くといった感じでストレスがなくていいです。
化粧水やクレンジングは置いてなかったのですが、こちらは言えばいただけるようです。(もちろん別で準備するのも◎)
お風呂も広々と使えて快適空間。足が伸ばせるってやっぱりいいですね!
お湯を貯めながら「なんなんだこの美しい曲線は!?!?」ってひたすら叫んでました。いや綺麗すぎんか??なんだこの美しい曲線。
そういえば前までHPなどで京都御所や下鴨神社と同じ水脈から水を持ってきていると書かれてたんですが、変わったのかな…?でもシャワーもお湯も優しい感じがしてめちゃくちゃ気持ちよかったです。
洗面台でバスピローが用意されていたのでそれを使ってみたのですが、頭をつけて目を閉じたらもう終わりです。(気持ち良すぎて寝る)
ルーム en(えん)のお部屋
こちらは別日に泊まったときのお部屋なのですが、ルームenのお部屋に泊まれたのでご紹介…!
ルームenはツインのお部屋なのですが、この素敵なお部屋を私が使っていいの!?!?状態でした。一人だとお部屋が選べないので、前と同じタイプのお部屋だろうな~と思ってたので。(心の中では二人ですけど……実際は一人ですし……)
こちらのタイプのお部屋はベッドスペースとリビングが独立しています。
扉を開けたらすぐにリビングスペース。
広めのテーブルなのでインルームダイニングなども十分楽しめますね。元々ルームサービスは頼む気満々だったのでこちらのテーブルで楽しませていただきました。
頼んだのはブラックペッパーベーコン・チーズ・玉子サンド(名前うろ覚え)とフライドポテト。いいとこのホテルで頼むジャンクなフードすごい背徳感ある。
サンドイッチにポテチがつくとは思わずポテトを別で頼んでしまった。笑
ちなみにこちらのポテチなんですけど、市販のものより結構分厚めだったのでホテルで作ってるものなのだろうか。こんな分厚いポテチ初めて食べたよ……。
あっ、あとその向かい側の椅子に……ね……旦那が……ね……座ってるんですよね……ふつうのひとにはみえないとおもうんですけど……(急なホラーやめろ)
お値段はサンドイッチが2,300円、ポテトが1,000円で3,300円でした。ルームサービス、一度頼んでみたかったのでめっちゃ満足です。贅沢さいこー!(何名様でお召し上がりになられますか?と聞かれて一人です……😌と答えるのは恥ずかしさと申し訳なさしかなかったのでやっぱはよ熾月さんきて🤗)
今回は直前にパフェなどを食べてしまったのでパスタなどが食べられなかったのですが、今度はパスタとかも食べてみたいです。他のフード系もお値段はだいたいこれくらいのようです。
こちらはベッドルームのテレビ。照明もこれくらいだったので結構落ち着いた印象でした。
リビングからベッドルームまでの通路には洗面台などのスペースが。こちらのお部屋はバス・トイレは別のようでした。
あの「なんて美しい曲線なんですか!?」の蛇口ではなかったけど。笑
トイレも独立式で綺麗です。
前のスタンダードなお部屋もそうなんですけど、本当にこんなお部屋一日じゃ足りないんだよなぁ!
スポンサーリンクホテルのレストラン&ラウンジ・バー
今回は朝・夕の二食付きプランにしていたので、夕飯をテラスレストラン「フェリエ」でいただきました。
食べる際はこちらのチケットをレストランに持っていきます。
ちなみにカードキーは御所とホテルの位置が描かれたシンプルなデザイン。部屋番号などは書かれていないので、来たときは部屋番号を控えておくと迷子になりません…。笑(一瞬どこだったかわからなくなった人)
テラスレストラン「フェリエ」
ディナーメニュー
ブッフェ形式でご飯がいただけます。私が利用した際はメインディッシュが選べるタイプでした。
海鮮が食べられないのでそれ系を除くとお肉だらけに……。笑
でも鶏肉美味しかった…!あとやっぱり湯葉はいいですね。
メインディッシュは牛ホホ肉の赤ワイン煮込み。お肉が柔らかすぎてあっという間に口の中に溶けてゆく……。
ちなみに奥に置いてあるノンアルカクテルはコース外のものなのですが、程よい酸味と甘さでガブガブいけました。
お夕飯は少し早めの時間にしていたので、まだ人も少なくてだいぶゆったりと過ごせました~。
モーニング
こちらは別日に食べた時のモーニング。どうも。ブッフェにカレーがあったらとってくる女です。
卵はとろとろだしパンがめっちゃ美味しかった……。多分こちらのパン、クーオ・ミディで購入できるものじゃないかなと思います。クロワッサンも売ってたし。
オムレツも注文したら作っていただけるとのことだったので注文しました。中がふわっとろです。もうあの卵がとろとろだからそりゃそうなのよ!
個人的に塩コショウで食べたのがまた美味しかった。最高。
平日のちょっと遅い時間にいったというのもあると思うのですが、その時間だとエレベーターなどが見渡せるお席で食べられました。
京懐石「螢」
こちらは京懐石「螢」の朝食。一番最初に泊まった時、朝は絶対にここのお粥が食べたい!と思っていたので、夕飯はフェリエにしたんですよね。
朝食も少し早めの時間帯に行ったんですが、私が行った時にはすでにお庭が見渡せる席は満席だったようで個室に案内されました。まあ花より団子な私なのでご飯食べられればなんでもいいよ!(食い意地)
この壺いっぱいのお粥がたまらん。家でもお粥は作ったりするんですけど、こんな綺麗なお粥は作れない……。
お粥自体は味はついていないので、そのまま食べるとご飯の甘みが際立ちます。傍に塩昆布や醤油ベースの甘ダレが置いてあるので、そちらで味をつけて楽しむ感じです。
だし巻き卵が美味しかった……。さすが京都。
ラウンジ・バー「クー・オ・ミディ」
その日はチェックアウトしてから外出してまたホテルに戻ってきました。
その時にいただいたのがこちらの1日限定10食の「アフタヌーンティセット ~KYO-NO-KOMACHI~」。
お重×スイーツという、和と洋のコラボレーションをよく思いついたな!?という京都ならではの面白い組み合わせ。
月によって内容は変わるようで、今回はローズやベリー系がメインのスイーツでした。
見た目もかわいくていい…!ちなみに飲み物は飲み放題です。このときはアップル&ハーブミックスのハーブティをいただきました。
こぶりなケーキも可愛いけど、大食いの私は満足できるのだろうか?とふと思ったりしたんですが、普通にお腹いっぱいになりましたwちょっと苦しいくらい。
これなら色んなケーキもたくさん味わえるので嬉しいですね。
そして最後の〆のパフェ。カシスソルベがめちゃめちゃ美味しかった……!というかここのケーキ、どれも全部美味しくてハマりそうです。
今度泊まるときはここのケーキを部屋に持ち帰って食べるのもいいなぁとか思いました。
まあ自分用にちゃっかり焼き菓子を買って帰ったんですけどね!(来る前から目をつけてた。抹茶に目がない)
ほんのり柚子の味がして最高に美味しかった……。また来た時は買って帰ろう。
本当はここのパフェも食べたかったんですが、ちょっと外に出る用事などがあり食べられなかったのが心残りです。あ、セイメイのカクテルもこちらでいただけますよ!
こちらはまた次に来たときに全部制覇する勢いで挑みたいと思います。
追記@別日に宿泊した時にパフェとセイメイカクテル注文しました!
念願の……念願のセイメイカクテルだよ……20年とかそれくらいの……
普段そんなにお酒を飲まない私でも飲みやすいカクテルでした。結構フルーティな感じ。
パフェはしゃりっとしたみかんがまた美味しいのなんのって。ちなみに上の部分もチョコでできているので普通に食べられます。これにはびっくり。笑
また食べたいな……。
京都ブライトンホテルの詳細
今回、いわゆる“高級ホテル”とやらに泊まったのが初めてだったのですが、さすが高級ホテルと言うべきか、どのスタッフさんも「声を掛けたいな~」というタイミングでこちらを見てくれていたり、お冷がなくなってきたなって時に注いでくれたりしたので、常にこちらに目を向けてくれてるのがよかったです。
最初に「ホテルの写真を撮りたいんですけど」、とフロントで話した時にめっちゃいい笑顔で返してくださったのが本当に眩しかった。笑
正直一泊じゃ足りなかったので、また京都に来る時は泊まりたいなと思います。
- 所在地:京都府京都市上京区新町通中立売
- 電話番号:075-441-4411
- チェックイン:15:00 (最終チェックイン:24:00)
- チェックアウト:12:00
- サービス:Wifi完備(その他の備品などはこちらからご確認できます
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