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とある夢女の雑記ブログ
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/ 2018/07/04

私が少しずつ前向きになれた本
「100%自分原因説」と「ザ・シークレット」

ほんの数年前の私は、卑屈だったり悲観したり、劣等感まみれで生きていました。そして、そんな自分を変えようとも思っていませんでした。

変えようというよりは、変えられるとは思っていなかったというのが正しいかもしれません。

他の人が受け入れてくれなくてもこれが私だし。なんて気持ちの中で突っぱねたりしていて、今思い返すと、だいぶ痛い人間だったなと思えるくらいには気持ちに余裕が出てきたような気がします。

(そもそも、人に分かってもらえるくらいに自分自身を上手に売り込む努力をしていなかったなと反省しているし、自分が相手を理解しようとしていなかった気もする)

あえてそういう生き方をしている人もいるので、その方は自分が幸せだと胸を張って言えるのならばその道を貫いても問題ないんだろうと思います。

こういった気持ちで一番見つめ返して欲しいのが、本当に自分が理解されなくていいと思っているのか?というところだと思います。

そんな自分の気持ちを見つめ直す機会を少しだけ設けてみませんか?

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幼少期の出来事が、今の自分と無意識にリンクしていたりする

私の場合は、些細な否定をされるだけで、よく挫ける人間でした。

その“否定”というのも、「それは違うんじゃない?」という言葉だったりするんですが、その程度の言葉でもひどく傷つく人間。

おかしな話、お店に目当てのものを買いに行って、「ああ、今日はもうないんですよー」なんて言われた言葉でもひどく傷つく。

傷つくというよりは、“売り切れているだけ”という状況なのに、“それを知らずに来てしまった自分という存在が恥ずかしい”でした。

最初に書いた「否定されることに対して傷つく」の“傷ついている自分の気持ち”の他に、どんな気持ちが自分の中にあるのかを感じるままに書き出してみると、「恥ずかしい」という気持ちが「傷ついた」という大きな感情の中に隠れ潜んでいました。

そして私は、「はじめて」考えたんです。

どうして私はここまで恥ずかしいと思ってしまうのか?と。

自分の過去の記憶を辿っていくと、その中で思い出されたのは幼少期の記憶です。

友達数人と遊んでいた時、私のことが好きではなかったんだろうと思われる友人に「あんたは呼んでない」と言われたことをふと思い出しました。

そこで私はひどく傷ついた。傷ついたし、呼ばれてもいないのにその場に入ろうとした自分が恥ずかしかった。そういう扱いを受ける自分が恥ずかしかった。

でも、そういった感情に気付かないふりをして自分の気持ちに蓋をしてしまっていた。

ここで大事なのは、自分の気持ちに対して見て見ぬふりをしてしまうということ。悲しいという気持ちを、自分が強がって認めなかったということ。

そして「別にいいもん、私一人で」とその友人に強がることで、その気持ちを封じ込んでいた自分を思い出すということ。(この別に一人だって、が理解してもらえなくてもいいと強がっていた部分でもあります)

思い出して、「その出来事は自分の中で手放して大丈夫だ」ということに気づくことが大事です。だって、ほんの一瞬の出来事が、何十年も自分の思考を「この状況はこうだ」と決めつけてしまっていたのだから。

話は少し変わりますが、ある一人の人間がスマホをだして、その周りを数人が囲ってワイワイやっている光景が苦手です。

苦手というよりは、さっき話した状況の「あんたは呼んでない」というのが無意識に残ってしまっていて、「呼ばれるまではいけない」性格になっていたんです。

それがある時、「なんでこないの?」と逆に言われて驚いたことがあります。私にそんな出来事があったというのは自分にしかわからないことで、その後に知り合った人たちには関係のないこと。その出来事とは無関係だということに気づけました。

そこでようやく私は昔の呪縛のようなものから、少しずつ元の自分を取り戻せるようになりました。はじめは「こんなに凝り固まった固定観念、今さらどうにもならないよな」と思っていたんですが、少しずつ見方を変えていくことで、自分でも驚くくらいに柔軟に受け入れられるようになりました。

もしここで今まで通りの対応を自分が取っていると、過去と同じような結末をたどってしまいます。“今の自分”は“過去の自分”が積み重なって出来上がっているので、ほんの少しずつ、進んでみませんか?

幼少期の話と言えば、他にもこういうことがあります。

自分の意識に入ってくる親という存在

私の場合ですが、何かをやろうとすると「本当に大丈夫?」「やれる?」と心配しだす自分がいました。まだ始めてもいないのに、ましてや失敗を味わっているわけでもないのに、どうしてこんなに不安になっているのか。

そんなことを考えていた時に思い出したのが、心配性すぎる母親からの「大丈夫?」という言葉。

おかしな話ですが、何かをやろうとする時に、自分の中で母親からの許可がないとダメという無意識な制限を掛けていました。そしてそのことに気づいたのが、一人暮らしを始めてから。

実家ではお菓子を食べるとき、母親に「食べていい?」と聞いて食べていたんですが、一人暮らしを始めてからも、母親はいないのに母親に許可を得ようとしていたことがありました。私しかいないのに。ある意味ホラーですね。習慣になっていたんです。

幼少期の環境が“今の自分”を作り出していたりします。特に“親”という存在は自分の中で嫌でも意識してしまうところではあります。

自由な環境

とある友人が「私、昔から『いいよいいよ~』って感じで育てられてきたから、ほんとフリーダムなんだよね~」と言っていました。彼女は私とは正反対の生き方をしていました。

本当に自由に生きていて、失敗したこともあまり引きずらない性格だったので(私なら確実に自分を自分で責めるレベルのもの)、その時「あれ、もしかして私はもう少し肩の力を抜いて生きてもいいんじゃないのか」と思ったほどです。そう思えるようになってから、私は前向きに物事を捉えられるようになったなと思います。

間違いなく、彼女との出会いは私にとってプラスでした。(他のメンバーはちょっと苦労していたけど)

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偉人の言葉

マザー・テレサの言葉で有名な言葉があります。

思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。

―マザー・テレサ

この言葉、さっき説明したとおりのことなんだなと気づいた時の自分の中の衝撃がすごかったです。

自分がこういう思考になってしまったのは、その当時の出来事があったからなんだなと思いますが、別に彼女を責めようとは思いません。

その時のことを本人にと問い詰めたところで、言った側は「そんなことあったっけ?」と忘れられていることがほとんどです。(たまにFBで小さいころに自分をイジメいた人間が、大人になってイジメよくない!と言っていたりするという話、聞きませんか?)

むしろそのことを伝えて変な空気になるのは間違いないし(この人はやっぱり変だと思われる)、そんなことをするくらいなら、その出来事は過ぎたことだと洗い流して、自分のためにも新しい人生を歩んだ方がこの先の未来は明るい。

(きつい言い方をすれば、彼女にとって覚えるようなことではない出来事とも言えます。そこに長いこと囚われていた自分がちょっと可哀そうに思えてしまう。)

すぐに変わらなきゃ!と思う必要はないし、自分の中でどうしてもこの感情や価値観だけはうまく手放せないということもあると思います。そういうのは無理して変える必要はないです。無理して変えるようなものではありません。

ただ、ほんの少しずつ見方を変えていくと、そのうち覆されることや今以上に柔軟に物事を捉えられるようになれるかもしれません。

いついかなる時も、自分の気持ちに余裕が持てる生き方を見つけてみてください。

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「100%自分原因説」―著者:秋山まりあ

私は「あ、自分がこう思っていたからか」という気付きで、少しずつ自分自身の気持ちに余裕ができるようになりました。

それがこの「100%自分原因説」です。

名前だけみると、100%自分を責めるの…?と思われそうですが、そうではありません。「そう思っていた自分に気づいてみる」ということです。自分も他人も責めません。

ふと気づくことで、気持ちを一度リセットして気持ちに余裕もでき、常にいい状態の自分を保てるようになります。少しだけ肩の力を抜いて生きてみる。

でも、難しい時もあります。それは“怒り”の感情を抱いている時。

その時は、自分が思っていることを紙やメモ帳に吐き出して、自分が抱いていた気持ちと向き合って気持ちをスッキリさせる。結構いると思います。紙に書いたら冷静になれた・スッキリできたという人。

そうやって自分の抱いていた気持ちと向き合い、気持ちを切り替えるということが「自分原因説」です。

人によってはこういった本は合う・合わないがありますが、もし興味がある方は探してみてはどうでしょうか。自分の中に「ストン」と入ってきた!という本に出会えると最高です。

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「ザ・シークレット」-著者:ロンダ・バーン

自己啓発本や引き寄せの法則などがありますが、この本はそれらの一番の教科書と言ったらいいでしょうか。

“引き寄せの法則”と言うとなんだか胡散臭いように思う人も多いかもしれませんが、私がこれまで話たことはその一部だったりします。いい未来を引き寄せるかどうかは、今の自分次第。人を変えるんじゃなく、変わるのは自分自身。

“潜在意識”というと怪しい感じがしてしまうかもしれませんが、私が無意識に感じていたあの気持ちが“潜在意識”と言われる、奥深くで眠っていた感情です。
自分自身を見つめなおすことが一番のメンタルケアなのかもしれません。

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