恋人vs二次元「オタク彼氏の場合」の感想
milky chainさんの恋人vs二次元シリーズ、ということで今回は「オタク彼氏の場合」の感想です。
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彼氏の栢森遥希（かやのもり はるき）くんがオタクということですね。中の人は太鼓判押してる人も多いでしょう、あさぎ夕さん。
オタク彼女の方が面白かったので、オタク彼氏はどんな感じですすむのかな～と思いながら聞いていましたが、オタク彼女のようにゲラゲラ笑うことはなかったです。（あれは特殊ともいう）
オタク彼女の時は同い年の彼氏でしたが、オタク彼氏の方は年上彼女。社会人彼女と大学生彼氏の組み合わせです。
遥希くんもなかなかのオタクっぷりを発揮しているけど、頭のいいオタクというか…（伝わるだろうか）
あ、ボクの願望を彼女で叶える♡みたいなむふむふしているタイプではないので安心してください（乙女向けではあんまりいないだろう、多分）あと一人称は俺です。
購入した時の帯の台詞で、私は結構好みが細かいんですが、「～できるんだろ？」タイプに弱い。「～できるんでしょ？」タイプがあまりｽﾞｷﾞｭﾝとこない（ほんと好みが細かすぎる）
ちょっと強めにくるタイプが好きなのですが、この帯の台詞のとおり、お話の彼はそんな感じですすみます。（たまに〜でしょはでるけど）
年下でも頭がよくて強めにでてくるタイプが好きな方は好きだろうなと思います。
遥希くんは大学生だけど、めちゃくちゃ彼氏スキルが高い。
主人公が会社の飲み会で遥希くんの家に泊まりに行くんですけど、何度も泊まりに来ているからかメイク落としをぱぱっと渡してくれたり、年下彼氏でもめちゃくちゃ面倒見がいいタイプ。（メイク落としは主人公が遥希くんの家に置きっぱなしだったようだけど）
聞く人によっては最初はちょっとそっけない感じかとも思われそうだけど、激しく感情を表に出すタイプではないから、ちょっとわかりにくいんだろうな。
寝るならもう服とか脱いじゃえばと脱がせたりしつつ、そのまま主人公とそういう雰囲気になるわけだけど、まさかの主人公が途中で寝落ちするという。（笑）
主人公が寝落ちしたあとはずっとゲームをしてたようで、なかなかの廃人のようです。
主人公の説明が公式HPでもあるんですが、
遥希の愛する二次元キャラのことはあまりよくわからないが、本人がとても楽しそうなので微笑ましく見守っている。
だが最近、本当に自分は彼女として遥希に愛されているのか、と不安に感じている。－－milky chain
よくみる激しい感じで「私とキャラどっちが大事なのよ！！」と荒れまくるタイプではないけれど、遥希くんが結構淡々としているから愛されているのか不安になるだろうなと思いました。
でも多分、遥希くんは好きな相手以外にはここまで世話を焼かないだろう。
エロ的要素でいうと、前作のオタク彼女よりは集中できると思います。（前作でエロ以外のところでゲラゲラ笑いすぎてしまったやつ）
でもがっつりエロ！というわけではないので、やはり物足りない人は物足りないかも。
途中でコラボカフェにいったりもするんですが、遥希くんがオタクあるあるをやってくれていて、わかるわ～となった。笑
他にも、遥希くんの部屋はちょっと物であふれかえっているので、掃除をしている途中で薄い本を見つけてしまったり。
その薄い本もR18なオトナな本だったようで、その中のプレイに憧れているんでしょうか。（ふ〇らってやつです）（あ）
その薄い本を手に取った主人公、めっちゃ真っ赤で可愛い。何を読んだのと言われて律義にページを開いて見せる主人公。可愛い（可愛い）
本人は自分の本じゃないと必死に否定してたけど。
こういう本を見るってことは自分じゃ物足りないのかなという不安をみせる主人公。愛されているか不安っていうのもあってそう思ったんでしょう。
その後、そのプレイについて遥希くんはやらなくていいなんていうけど、主人公はできる！やってみる！の一点張りで最後には折れた遥希くん。
その後はいちゃいちゃの流れです。相変わらず演技がすごい（褒めてる）
主人公も遥希くんに不安だったけど、遥希くんも仕事で忙しくてなかなか時間の取れない主人公に不安だったようで。学生と社会人では避けられないところですね。
主人公が仕事で忙しくて構ってくれないから、遥希くんもアニメの方に逃げてた、という感じかな。
最後に「2次元は2次元だよ」と言い切る遥希くん…
間違いねえ！！！こいつは勝ち組オタクだ！！！！！！！
という感想になった。羨ましいな。（遠い目）
お話としては結構自然な流れだけど、シリーズを通して濃いめのやつをやっているわけではないので、ちょっとライトな、裏シチュCDデビューしたい！という方には向いていると思います。初心者向けだと思います。
私もそろそろイヤホンから恋人があらわれてくれないだろうか（真顔）
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