映画「グレイテスト・ショーマン」の感想


※画像はイメージです
Twitterでもちょいちょいと感想を呟いてたんですが、ブログに改めて感想を書き綴ろうと。
私の大好きなお買いものパンダもグレイテスト・ショーマンを見た…み…?やった…?(?)
映画観に行きたい!! #お買いものパンダ pic.twitter.com/ch9xibU9mp
— お買いものパンダ【楽天公式】 (@Rakuten_Panda) 2018年3月19日
おパンも結構トレンドを抑えている子たちだ。笑
音楽繋がりといえば、「ラ・ラ・ランド」もみたんですけど、こちらは「あ~~運命ってそういうものだよね」と思わされる映画でもあったなと思いました。
幸せ!と手放しで言えるわけではないんですが、映画での些細なすれ違いがこの世に生きる人間らしいなと。
フィクションだけど、ノンフィクションのような人間のリアルさを感じる。
あ、この作品もおパンたち網羅してるので。笑
次はこれ観に行きたいんだ! #お買いものパンダ pic.twitter.com/NBYhD7uGtQ
— お買いものパンダ【楽天公式】 (@Rakuten_Panda) 2017年3月25日
この『ラ・ラ・ランド』のすれ違いで思い出したのが、『君の名は。』の新海誠監督作品の『秒速5センチメートル』。
こちらも徐々に交差しなくなってく2人の物語ではあるので、『ラ・ラ・ランド』を見終わったあとと同じ消失感?モヤっと感?がある。でもそこがいい。
あれは本当に最後に「小田急!!!!!!!!!!!(電車が)」って叫んでしまった。しかしふたりの運命とはこういうもんですよね。
『グレイテスト・ショーマン』はそういった悲しい物語というわけではないんですが(一部登場人物は報われないが)、途中のシリアスな場面は見入ったなと。
ちなみにこの記事はあらすじや大まかな話の流れは書いてません。
一番心に残ったことや思ったことを吐き出しているだけなので…!
スポンサーリンク曲が耳に残って口ずさみたくなる
音楽は『ラ・ラ・ランド』で作詞作曲をした方々なので、本当に曲がいい。
映画を見て頭から離れないメロディというか。
特に『THE GREATEST SHOW』はCMでも聞いていたので余計耳に残りますね。
私も曲が良すぎたので、映画を見た後で購入しました。もうリズムとかテンポ感が最高に好きです。
映画で流れるとよりカッコイイし儚かったりして惹き込まれる。特に『The Other Side』の2人の動き(とバーテンダー)とか見ていて楽しかった。
スポンサーリンク登場人物の感情に楽曲が寄り添うことでより染みる
曲の歌詞も映画の内容に沿っているので、余計染みてくるというか。
途中、主人公のバーナムが歌姫のジェニー・リンドと共にアメリカツアーを回ることになるんですが、その間はサーカス興行はビジネスパートナーのフィリップに任せています。
リンドのアメリカツアーは成功していくんですが、サーカスの方はマンネリ化やショーの失敗などもありブーイングが起きたり。
その時に流れているのが、バーナムの妻であるチャリティが歌っている『Tightrope』という曲です。
成功している2人と、サーカスの方ではブーイングが起こっているという、この真逆の演出も上手いな…と思ったのですが、その中の歌詞、「私が落ちたら受け止めてくれるの?」というフレーズに心が震えたというか。
チャリティはバーナムが仕事をクビになった時も「貴方には合わなかった」というプラスの言葉をかけていたり、
博物館がうまくいっていないころも尽くしているくらいに強い方ではあるんですが、そんな彼女がここで弱さを見せて歌っているのも鳥肌ですよね…。
でも決してバーナムにはその弱さは見せていないんですよね…。
スポンサーリンクリンドとバーナムは恋愛関係にあったわけではない…と思う
物語の終盤でリンドとバーナムのスキャンダル(と言ってもリンドさんの一方的なものかなと私は感じた)があったときも、
そのこと以上に相談もせずに自分一人でなんとかしようとしているバーナムに対して怒っていたところとか、より彼女の強さを感じました。
「反対なんてしないのに」という言葉の力強さが。そんな女性になりたい。(聞いてない)
リンドはツアーを重ねるごとに、バーナムに特別な感情は抱いてるんだろうなとは思いました。
眠っているバーナムに寄り添ってましたし。距離感も近いなと思いましたし。
でも、バーナムはあくまで仕事としてリンドを成功に導こうとしていて、それはサーカス興行も同じ考えで、良くも悪くも仕事脳と言いますか。
この部分に関しては、特にバーナム自身の幼少期が貧困だったのもあると思うんですが。
妻や子どもたちには幸せになってほしい。その気持ちで家族より仕事を選んでいたんですね。
チャリティは「あの子達は(欲しいものや幸せというものも)全部持っている」というんですが、バーナムは「君はわかっていない」といってリンドのアメリカツアーに行ったわけですが…。
その後、サーカスの方は反対していた人たちの手によって焼失してしまい、さらにリンドとのスキャンダルが報じられる、と。
この映画を見る前に、「SING」を見ていて、こちらも劇場を立て直すみたいなお話ですが、それとはまたストーリーも異なるので面白かったです。
展開は似た感じなのかなと勝手ながら思ってたので、最後までどうなるかわからず見入ってしまいました。(どちらの作品も好き)
『グレイテスト・ショーマン』の中だと「This is me」も人気ですし、私も好きでひたすらリピってます。
が、今回はあまりスポットライトがあたらなさそう…?な『Tightrope』をはじめ、登場人物の心情を書いてみました。
もうね……あの歌詞はズルい…私がずっと深くで思っていることを言い当てられたところがあるので、情けない話この歌詞で泣いてます。笑
お話は最初から最後までとても楽しく観させていただきました。
音楽だけでも十分いいのですが、映画と一緒だとより伝わるので映画を見るのをおすすめします。